浄土九州展@福岡市博物館 - 【公式】ご葬儀、家族葬、社葬ならメモリード福岡。福岡市、大野城市、春日市に19斎場。

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浄土九州展@福岡市博物館

こんにちは。

メモリード福岡支店葬祭部の谷川と申します。

外販課といって、ご葬儀後のお客様へのサービスを担当している部門の事務をしております。

直接お客様と関わる仕事ではないですが、お手元の請求書に私の印鑑があるかもしれません。

ぜひお探しください☆

 

さてそんな私は現在子育て真っ最中です。

小学生1人、保育園児2人の母ちゃんとして日々奮闘しております。

最近は末っ子が少し落ち着いてきて、自分の時間や趣味に意識を向けられるようになりました。

先日、「さて一人の時間がとれたぞ(というか、もぎとったぞ)、何をしよう…」という事がありまして、

今こそ「芸術の秋」!ということで福岡市博物館へ足を運んできました。

(あいにくの雨模様・・・)

 

こちらでは現在特別展として『浄土九州展』が催されております。

九州の浄土信仰の中で生み出された数々の芸術作品や博多区の萬行寺様の寺宝が展示されており、

歴史とともに仏教や美術も学べるという、なんとも贅沢な内容になっております!

(会場前のどでかいパネル。1人で行ったので自撮りする勇気はなかったです)

 

入口で音声ガイドを借り、いざ出陣!!

 

…二時間経過…

 

いや~、濃かった!大満足!!

詳しい内容については実際に足を運んで頂きたいので控えますが、

多くの阿弥陀様に囲まれて自然と伸びる背筋、合わさる自らの両手、熱くなる目頭…

こんなに近くでまじまじと仏像や曼荼羅を見ることは初めてで、

当時の様子に思いを馳せながらとても良い時間を過ごす事が出来ました。

 

今回学んだことを一つだけご紹介します。

人は死ぬと「亡者」となり、死後に裁判を受けます。

そこで自らの行き先が決まるのですが、その裁判官が実は十名いるとご存知ですか?

亡くなってから初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日(忌明け)で裁判が行われ、それぞれに裁判官がいます。

一番有名な閻魔王は五七日の担当だそうです。

七七日で一旦は行き先が決まるのですが、その後百箇日、一周忌、三回忌でも裁判が行われ、

計十名の裁判官である大王が存在するのです。

現世に残された私たちにできることは、

この裁判の日に地上からいい行き先が決まるように応援することだそうで、

追善供養の大事さを感じました。

そして地獄の様子が会場内で流れてるんですが、大人でもトラウマになりそうな怖さです…

これは悪いことできない。人々が地獄に怖れをなして極楽浄土へ憧れた気持ちが分かりました。

 

ちなみにこの福岡市博物館は常設展も見ごたえあります。

あの金印の展示から始まり、

石器時代から現在までの福岡・博多の移り変わりを面白い展示で学ぶことができます。

これらを200円で見れるなんで、博物館ってありがたいなと思います。

 

この浄土九州展は11月4日までの開催となっております。

10月10日からまた展示内容が変わるので、後半にもう一度行くつもりです。

まだ行かれてない皆様、是非足を運んでみてくださいね。

(お土産。般若心経が絵で描かれているTシャツとマスキングテープ。絵本「地獄と極楽」)

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