霊身送り - 【公式】ご葬儀、家族葬、社葬ならメモリード福岡。福岡市、大野城市、春日市に19斎場。

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福岡地区

霊身送り

こんにちは。

メモリードの大野城支店葬祭部の八鍬です。

「やくわ」と読みます。

祖父が山形県出身で山形県の苗字です。

どんな字ですか?と聞かれると「畑を耕す鍬です」と言います。

子どもにはクワガタムシを漢字で書くと「鍬形虫、強いやろ」と言っています。

「霊身送り」とは病院などへお迎えに行き、

自宅・斎場に安置することです。

一般的には「搬送」といいます。

業界用語で、最近使わない言葉になりました。

平成30年5月某日、母親が神奈川県の病院で亡くなったので、

故郷である佐世保市の斎場まで送ってほしいとのご依頼でした。

故人様を福岡空港までお迎えに行き長男様・二男様と合流、

唐津・伊万里方面より佐世保市に向かいました。

佐世保市内に近づくにつれて子どもの頃のできごとに話に花が咲いていました。
「ご実家は近くですか?」と尋ねました。

すると、「斎場の近くです」と言われましたので、立ち寄りました。
ご自宅に着いた頃には、

午前0時を回っていましたのであたりはしんと静まり返っていました。

庭に目を向けると故人様が手入れをしていた白いツツジの花が咲いていました。

「枕元にツツジの花をお供えしませんか?」

とアドバイスをいたしました。

斎場安置後に長男様と二男様が剪定したツツジの花を枕元にお供えしました。


私もお参りをして、挨拶して帰るとき

「ありがとうございました」と言っていただき眠気も吹っ飛びました。

今回は霊身送りのみのご縁でしたが、

今後もご遺族様の心に寄り添ったアドバイスができればと思います。

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