骨壷の大きさや種類 - 【公式】ご葬儀、家族葬、社葬ならメモリード福岡。福岡市、大野城市、春日市に19斎場。

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骨壷の大きさや種類

こんにちは。葬祭部の穴井です。

先日、あるお客様から葬儀の際に素焼きの骨壷を準備したいというご要望がありました。

お話しをお伺いしたところ、先祖代々のお墓が地下のような場所にあり、

骨壷の中に水が溜まってしまうことが多々あるということでした。

 

以前、骨壷の底に水抜き用の穴が開いている骨壷も勧められたそうなんですが、

それも穴の部分に粉状になった遺骨が詰まってしまい水が抜けなかったということでした。

 

しかし、明治の頃のご先祖の骨壷のみ水が溜まらない状態でしっかりと残っており、

素材を確認すると内外部ともに完全に素焼きの骨壷で、

植木鉢のような素材で水はけが良かったことが水が溜まらなかった理由の一つだったみたいです。

骨壷の大きさは「寸」で表され、この「寸」というのは長さを表す単位「1寸=約3.3cm」です。

 

日本では地域によって骨壷の大きさに違いがあります。

ざっくりと分けると、東日本は7寸、西日本は3~5寸です。

 

なぜこのような差が生じるかというと、全収骨をする場合としない場合で違ってくるようです。

 

全収骨しない場合には「部分収骨」といって主要な遺骨(足・腰・胸・腕・喉仏・頭)のみを収めるのです。

ただ、西日本でも全収骨の習慣を持つ地域もあり、

今回のお客様のように長崎の方は7寸で全収骨をされるということでした。

 

また、最近話題の手元供養というものもあり、お墓に遺骨を納骨するものとは別に、

分骨した遺骨の一部を手元に置き供養する方法です。

 

大きさや種類に違いはあれども亡くなった方を大切にする気持ちは変わりません。

少しでも
みなさまの参考にしていただければと思います。

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