みなさまこんにちは!
葬祭部の光安と申します。
今回は葬儀の中でも特に皆様が不安に思われるであろう
「御布施」について少しお話をさせて頂こうと思います。
そもそも御布施は一般的に「寺院への御礼」と考えられていることが多いですが、
そうではございません。
御布施とは元々金銭の授受ではなく、読んで字のごとく「布の施し」でした。
お釈迦様が修行をされていた時代、
説法をした在家の方より御礼に着る物を施して頂いたことが語源となっております。
「布施」の意味合いとしては3種類あり、
①「財 施」・・・金銭や物品を施し
②「法 施」・・・仏教の教えの施し
③「無畏施」・・・法話による安心を与える施し
現代において御布施についての意味合いは、
主に①の「財施」の意味でしか使用されませんが、
いずれにしても行為に対する御礼という考え方ではなく、
「現世においての金銭への執着を無くすための施し」と考えたほうが
本来の考え方に近いと思います。
よくお客様より「御布施はいくら包めば良いのですか?」とご質問がありますが、
このような考え方なので当社としてもお答えすることが出来ないのです。
どうしても知りたい方はそれぞれのお寺様へ直接聞いて頂くほかございません。
皆様も「布施」の精神を正しく理解し、葬儀や法要に臨んで頂ければ幸いでございます。
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