四十九日(中陰)について - 【公式】ご葬儀、家族葬、社葬ならメモリード福岡。福岡市、大野城市、春日市に19斎場。

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四十九日(中陰)について

皆さんこんにちは。大野城支店 営業部の隅田と申します。

今回は皆さんに「四十九日」の考え方についてお伝えさせて頂こうと思います。

弊社では普段宗派を問わず様々な葬儀のご依頼を頂いておりますが、

その中でも仏教においての忌明けである「四十九日」はご葬儀をされた方々にとって

大切な意味合いを持ちます。

そもそも四十九日とは亡くなった日から七日毎の法要のことで

初七日、二七日・・・と七日毎に法要を行い、七七日を四十九日であったり満中陰と呼びます。

これらの法要の中で「四十九日法要」が一番重要とされています。

 

「四十九日」までの流れはなんとなく知っていても、何のために行うのか、

という意味合いを知っていらっしゃる方は少ないように思われます。

四十九日までの法要というのは、「故人様が浄土へ旅立つための後押し」のために行われます。

亡くなった方はその日より浄土へ向かう旅が始まり、

その際の服装は経帷子と呼ばれる死装束をまとい、

手甲、脚絆、天冠などを付け、杖を手に持ち歩き始めます。

ちなみに天冠とはよく幽霊が頭に付けているあれです。

 

 

旅を始めた故人様は7日ごとに「浄土へ向かうにふさわしいか」という裁判に掛けられます。

初七日法要はこの最初の裁判にあたります。

七日毎にちゃんと法要を営み、残された遺族が丁寧に供養することで

裁判は判決が有利に働き、浄土へ導くことが出来るのです。

裁判官は七回現れますが、かの有名な「閻魔大王」は5番目に登場致します。

厳しい印象のある閻魔大王の裁きを終えても、まだ2回も裁判を受けなければならないのです。

近年、葬儀や法要が簡略化されることも増えて参りましたが、

このような意味合いを知ることによって、

葬儀や法要等、故人供養の大切さを知ることが出来るのではないでしょうか。

 

※同じ仏教においても浄土真宗では上記のような考え方ではございません

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