知られざる大仏の世界③ 一風変わった大仏編 - 【公式】ご葬儀、家族葬、社葬ならメモリード福岡。福岡市、大野城市、春日市に19斎場。

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福岡地区

知られざる大仏の世界③ 一風変わった大仏編

福岡事業部春日営業所の荒木と申します。

今回も知られざる大仏の世界について、その魅力の一端をご紹介させて頂こうと思います。

前回までは各都道府県の大仏を紹介させて頂きましたが、今回はその中でも一風変わった大仏様を
ご紹介させて頂きます。

 

【柳川大仏】釈迦寺(福岡県柳川市三橋町吉開313-2)

全国的に見て非常に珍しい総大理石で出来た大仏様です。

全長5m程あり、大理石で作られた大仏としては日本最大と言われております。

優しい表情と大理石ならではの滑らかな質感は必見です。

【袋田不動尊】福岡県うきは市吉井町福益1729

うきは市にある全長10mの不動明王像です。

特質すべきはその手作り感です。

2枚の巨大な板を繋ぎ合わせて作られており像と呼んで良いのか分からない程薄い作りで、

お世辞にも綺麗に作られた不動明王像とは言えません。

しかしながら、静かな山中に鎮座している不動明王像にお参りすると神聖な心持ちになります。

こちらのお不動様は戦没者供養のために作られたようで他にもたくさん仏像があり、

参拝に見える方も多いです。

 

【僧 清虚の像】福岡県北九州市門司区太刀浦海岸72

北九州市にある全長約14mの像です。

こちらの像はお釈迦様や他の仏様の大仏ではなく、実在した僧清虚を大仏にしております。

「豊後国伊美村出身で、もとは指物師であったが、

17才の時に坐り相撲で誤っ て友人を死なせてしまい、

その影響で仏門に入ったと言われています。

僧清虚は天保年間に高野山へ向かう際、

この海の難所で船客が数珠を手に念仏を唱えている姿を見て何とか人命を救おうと燈明台を建て、

火を炊き続ける事を決心しました。

船頭に頼み浜に上陸し、

山の中腹にて13年間雨の日も風の日も読経とともに燈明の火を絶やさず焚き続けたそうです。

清虚は日中の托鉢で得た糧は焚料にし、1日1食の生活を続けました。

清虚は74歳でこの世を去りましたが、

村人によりその後も焚き続けられたそうです」

※北九州市 時と風の博物館HPより引用

陸から近づいて見ることは可能ですが、

海側を向いているためお顔を見ることは出来ません。

海側からしか全貌を拝むことが出来ない像となっております。

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